また君に…


「でも。
傷、全部治って良かったね」

え?

「ホント?!全部治ってる?!」
「「おう」」
「ヤッター!!!ありがとう!!」
「んじゃ、風呂入って、ハチミツ落としてこい」
「うんっ!!!!」

私は足早にお風呂場に駆け込んだ



まだ。
誰も知らなかったんだ。



これが、
まだ悲劇の前兆にしか過ぎなかった事を…


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