狼くんと放課後LOVE(仮)
「じゃあさ…莉子。もう勇気出さなきゃね」
ねっと、ニコッと微笑む美穂にあたしは小さく「…うん。そうだね…」と頷いた。
もう…勇気出さなきゃいけない。
いつまでも、宮崎くんから逃げていてはダメなんだ。
そんなこと…分かっていたはずなのに…。
あたしは、これから先、宮崎くんとの関係がどうなっていくのかこわくて…こわくて…宮崎くんから逃げてばかりいた。
逃げてたら、何も変わらないって分かってるのに
向き合うことを怯えて宮崎くんを避けた。