Memory with you〜陽はまた昇り繰り返して逝く〜
「よっ!答え出たか?」


「うわっ!」


いきなり出てきたリアンにびっくりした。


「あぁ・・・もちろん!」


今日が約束の日だった。


僕は立ち上がって言った。


「そうか・・・、なら何も言わない。
こないだも言ったように失うものは教えられない。
あと俺に会ったことここで見たことは話せないようになってるから気をつけるように!」


僕の身体が半透明になっていくのがわかった。


「それじゃ達者でな!」


リアンが最後に言った言葉だった。

「じゃあね・・・リアン・・・。」
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