イケメン学園~秘密の甘い恋~
どうしよ。
行きたい気持ちはやまやまなんだけど、
寮のみんなが心配だし・・・。
「あの、近くの救急病院ですよね?」
「はい。そうです。」
「今、行けるか分からないんで行けたらいきます。」
「そうですか、分かりました。私は担当看護士の荒川と申します。来られた場合はフロントで私を呼んでください。」
あたしは電話を切った。
大丈夫かな?
おじいちゃんがいるから心配ないか・・・。
きっと倒れたのは、
あたしのせい。
あたしがおばあちゃんにムリをさせてしまった。