疵痕(きずあと)


 それは三年目に訪れた。


 一、二年目は基礎と教養課程だからなんとかこなした。


 だけど進級したら、俺は自分の中に俺ってもんを支えているはずの『思い』ってやつがないことに気づいた。



< 27 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop