ボクがキミをスキな理由【短編集】
そして…。

俺たちは龍河先輩を通じて、顔見知りになり挨拶をし。他愛のない話をするようになり。龍河先輩と3人で帰るようになり。


そしてたまに2人で帰るようにもなり。


少しずつ、少しずつ、距離を縮めていったんだ。



メアドも交換した。

ケー番も交換した。

2人っきりでデートだってした。

完全にこれは脈があると思ったのに……

俺はあっけなく安達にフラれてしまった。




…ありえない………。




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