あなたへと続く道

タイプじゃない

毎日夜になると電話をして、沢山話した。


私は都会に住んでて。
彼は田舎暮らし
少し離れてる感じが楽だったりして。

寝る前の毎日の日課の中ある時電話で、いきなりの告白!


『…………あのさ』


私『ん?』

『あのさ……………』

私『はっ?』

『いや、だから……
俺、好きになっちゃったんだよね?俺の事どう思う?』

私『どう思うって、意識した事なかったけど、いい人だなって思ってたよ。ありがとう。好きになってくれて』


『ありがとうじゃなくて返事は?』

私『付きあうとかってこと?』

『うん、俺は付き合いたい。』

私『まだ出会って一ヶ月くらいだし、お互いの事なんにも知らないから、今すぐじゃなくて、もう少しゆっくり時間をかけてみないかな?』

『確かに。そうだよな。じゃゆっくりそうなれるように俺頑張る。』

私『うん。また遊ぼうね』


何年かぶりに男の人に好きって言われて、しかも、好きっていうまでの、間が、
すごい頑張っていってくれてるって
気持ちが入ってる告白に、すごくうれしかった。

でも、ただ、タイプじゃない。
顔も体型も。
相撲と柔道をしていたために、ガタイがめちゃくちゃいいから。

体重120キロ
身長172㎝

でかいんだもん。
性格は好きだけど。
友達かな。。
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