【短編】 先生・・・好きだよ



「だっ誰のことがす・・・好きなの?」


「・・・ごめん。まだ好きなのかはイマイチ分かんないから学校で確かめてから言う。


「わ・・・分かった。」



りーちゃんはすごい動揺していた。何故かは分からないけど。



「りーちゃん!!眞深!!おっはよーん。」


「藍っ!!おはよー。」


「お・・・はよう」


「早くしないと一時間目始まるよー」


「マジ!!ヤバーーーーー!!走れ!」



キンコーン カンコーン


今日は、一時間目国語。
二時間目は体育(水泳)
三時間目社会。
四時間目理科。


一時間目が無事終わった・・・。

二時間目は水泳だった。正直、水泳苦手。



「ふー・・・疲れたぁ」


「だねー・・・あっ!次って社会じゃん!急がないと鬼の奥村に怒られるよーー。」


「ぶはっ」


「ん?」


「・・・なんでもない。」



キンコーン カンコーン


あ、授業始まった・・・。



「奥村先生早く来ないかな・・・」


「あっ・・・・どうしたの?え・・・榎本さん」


「ん?・・・誰?」


「えっと・・・隣の席の筑紫良太!ヨロシク!」


「あー・・・君が筑紫君かぁ。ヨロシク。」



筑紫君は結構可愛い男の子。顔立ちはすらっとしてて
いかにももてそうな感じ。



「よーし!授業始めるぞー」


「おっ・・・奥村先生だ・・」



ドッキン・・・ドッキン

顔見ただけでしっ心臓ャバイよーーー。



「じゃー・・今日は徳川吉宗についてやるぞ。
ノート出して。」



あぁ・・・一番前の席で良かったぁ・・・



「おーい!眞深?何ボーっとしてんだ?」


「へっ!?」


「お前なぁー・・・ったく。俺の顔ばっか見るなっつの!!」


「スッスイマセン」


「じゃ授業するぞー。」



ヤバイ!!!!今にもキュウ死にしそーーー!!

誰か助けて!!





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