君を抱きしめるから~光、たずさえて~
(存在感ないっていう意味じゃないよ!)
多くの拍手を受けて、のりおは最高に輝いていた。
誇らしげに。
「これで君も立派なボンボンだ。甘やかせるの、大変だったぞ」
「それよりも」
のりおが言いさす。
「親がいるってほんとに良いな」
ボクは誤解して言った。
「いやァ、親なんてこの年になったらうっとうしいだけだよ。昔のことで人の鼻面引きまわして」
それでいて自分が一番偉いと思っている処なんかだいぶ。