夜空~君と流れ星~
君ともう一度

「…でね、叶が目を覚ましたんだ!!」


「良かったね~!!」


 
 
 只今、真澄に叶の状況報告中。


 真澄は、あれからずっとあたしの背中を押してくれていた。




「…でさ、和奏…」


「ん??」






 と、真澄が真剣な顔をして何かを言い始めた。




「…和奏、あたしが言うのもなんだけど…」



「うん」






「…叶クンに、もう一度告白してみたら??」




「…。

 うぇぇぇぇえぇえぇええッ?!」




 真澄の話を聞いて、一気に赤面。




「…やっぱり、まだ好きなんだよね…??」


「う、ん…///」




 真澄に押され、あたしはもぅ一度叶に告白することを決めた。



< 53 / 79 >

この作品をシェア

pagetop