恋海-私と彼の恋の伝説-

「そういえば・・・・」


すると、皐月の方から次は話しかけてきた。

オレは少し驚いてすぐには反応はできなく、慌てて応えてみる。


「な、何??」

「棗ってどんな人なの??」

え、あ、棗。


棗かー・・・


オレはなぜだが少しガッカリしたような気分になってしまった。


なんで、オレはガッカリしている??


「棗は、優しいけど憎いヤツ。頭良くて、背高いし・・・・オレでもカッコイイって思っちゃうぐらい。けど、憎いのは確か!!」


オレは自分で言っては・・・あれ、オレ棗のことほめてないか??


「憎いって・・・・そんなに褒めているんじゃ説得力ないよ。」

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