恋海-私と彼の恋の伝説-

「うん、オレも皐月と星みたいし。」


そんな嬉しいことばかり言ってきてくれる海にあたしは優しく微笑んだ。


好きになった人が海でよかった。


心からそう思うよ。


多分、これから一生ね。



「じゃあ、一緒に見ようか。」


あたしたちはもう一度キスをして


二人で手をつないで星空を見たのだ。



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