“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
数分歩いたところで、


「あ・・・。
雨止んだかな?」


長谷川くんは手のひらを傘の外に出して確認し、
あたしの傘をカチっと閉じた。


「逆に。
ラッキーな雨だったな」


甘い笑顔でそう言って、
ピュッと軽く口笛を鳴らし、


「ひゃっ!」


あいた手で、
急にあたしの手を握った。
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