“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
びっくりしすぎちゃって。
続きの言葉が出てこないあたしに、


「んー。
ちょっと報告したいことがあって・・・さ。
一緒に学校行こ?」


長谷川くんは
嬉しそうな
ちょっと照れたような
甘い笑顔で
茶色の髪をかきあげた。


「ぅ・・・ぅぅ・・・ぅ・・ぅん・・」


ええぇ・・・っと。
凌・・・まだ、昨日のこと話してない・・・よね。


ええぇ・・・っと。
どうしよう・・・。


昨日の凌とのことを考えると罪悪感で、長谷川くんに申し訳ない気持ちでいっぱいで、全身コチコチになるあたし。

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