先生の隣で


「先生ってヤキモチやきだね」


「まぁなっ
なぁ今先生じゃないんだけど。」



「へっ!?」

先生じゃない…?

もしかして名前で呼べってこと?


「まっ…ままま、まさ君?でいいの?」


「うん、俺は梨絵って呼ぶから」



「うん…//」


嬉しいけど恥ずかし過ぎる。


「真っ赤だし。可愛い」

「なっ//」

「本当のことだし」

「バーカ」


私は先生から離れた。


「なんで離れんだよ~」


「だってまさ君が悪い!!」

「はははっ
あ、7時だから帰るか?」

「もうそんな時間?帰るね?」


そういって私は荷物をまとめた。



もっと一緒にいたかったな…。



私は先生の家を出た。


しばらく歩いていると
バイトの音がした。



< 72 / 123 >

この作品をシェア

pagetop