tone-deafness
文化祭


それからは滝くんを見ることが日課になっていた



それが滝くんって、腕が尋常じゃないくらい綺麗!!



ぁあ……腕フェチのわたしにとっては……



ぜひ近くでもっとじっくり見「キモい」



「亜希!?」


「沙恵キモいよ……」


「陽に、実紗希たちまで!?なんで!?」


なんで、いきなりきもい!?

「沙恵ちゃん気付いてないみたいだから教えたるわ。


ダダモレ」



ガーン!!!

じゃぁ 
あの腕のことはみんなに……


「あ、今日の準備終わったあとみんなでカラオケいかない?」


「春ナイスアイデア!!」


「……ごめん。私無理。」



「「「えー!!!なんで沙恵!?」」」」



「今日はマモと、お泊まりする約束なの。ごめんね。」



「みんなー準備しよー!!」


「沙恵!!来て!!」


「今行くー!!
じゃごめんね」










「ねぇマモって誰?」


「あ、咲は聞いたことないっけ?」


「神谷 まもる(カミヤ マモル)。通称マモ。沙恵の幼なじみで、3組の子だよ。」


「あたし聞いたことはあるけど、みたことないわ」


「あ~………
なんか、夏休み前辺りから学校来てないみたいよ?なんでかはわかんないけど。

沙恵はマモのところに週一くらいで行ってるみたいよ?」


「あたしあってみたいなぁ……
まもるちゃんに」


「かわいいこだよ。
すごく優しくて、おとなしくて、沙恵とマモってお互い大事ってのがみてて伝わるくらいなかいいの。」













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