超イケメン☆ホストクラブ
「い…やっ…」

「いいねぇ…その声。そそられる…」

耳元に熱い吐息とともに囁く。

「んっ…」

逃げ出したいのに、両腕で顔をはさまれるように壁に押し当てられていて、逃げることもできなかった。

「なぁ…いっそのこと、俺を好きになれよ?

恋のひとつもできない、銀河の奴なんかよりさ…」

「やめてっ! あなたなんて、好きにならない…!」

叫ぶ私に、

「もっと、叫べばいい…」

と、流星が笑い混じりに言う。
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