超イケメン☆ホストクラブ
「……俺たちは、施設育ちなんだよ。親の顔も知らなければ、自分の生まれも知らない。

俺たちの本名なんていうのは、便宜上付けられただけのものだからな。

だから、今のこの名前の方が自分たちらしくて、しっくりくるって意味……」

銀河が話してくれたことに、驚きを隠せなかった。

「施設って……みんなそうなの?」

ぶしつけにたずねる私に、銀河たちがそろってうなづく。

「私たちは、4人とも同じ施設で育ちました。

年が近いこともあって仲良くなり、成人後にこうして集まって、この店を始めたんです」

三日月がお店のできたいきさつをそう教えてくれた。
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