超イケメン☆ホストクラブ
カチャリと音がすると、銀河が取っ手に手を伸ばし、

「ようこそ、理沙。超イケメン☆ホストクラブへ」

と、扉をあけて、奥へと私をいざなった。

「あ、ありがとう…」

差し出された彼の手に、自分の手を添えると、エントランスに広がる大階段を、私の歩調に合わせてゆっくりと一段ずつ降りていった。

末広がりにホールへとつながる階段を降り切ると、柔らかなオレンジ色のダウンライトの灯りの下、フロアを占めるように横に長いソファーが置かれていた。

銀河が私の手を取ったまま、そのソファーに座らせると、

「いらっしゃい!」

「いらっしゃいませ」

「ようこそ」

という、それぞれ違った声が、聞こえてきた。
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