甘い香りの、同居人。











これは私の将来に関わること!





断固許せない。






「再婚なんて…」



私が言葉を発した瞬間。


3人の会話は途絶えた。




「仁奈...?」



「認めねっつの!!!!!バーカ!」





私は訳も分からず

何かで滲む視界を、手でぬぐって




「ちょっと仁奈…?!!」

「仁奈ちゃん?!」




そんな声を背に家を飛び出してしまった。








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