CREAMSODA
父親は妊娠だという事を聞き、激怒してしまう。
母親も堕胎をすすめるが、叔母は紗耶も18歳だから紗耶の移行抜きでは決められないと言う。

「とにかく今は見守るしかないわ。」

二日後、紗耶は危機を脱し
眠りから覚めた。

紗耶は妊娠の事実を知り、裕也の子なんだから私は産む!
父親・母親は猛反対するが、産むの一点張りだった。

叔母が紗耶に話しかけた。

「紗耶ちゃんよく聞いて
、もし赤ちゃんを産む事にしても、あなたの心臓は出産には耐えられないわ、母体も赤ちゃんも無事に生まれる確率は10%くらいよ
よく考えて!」

その事実を聞いて、紗耶は言葉を失い考え込んでしまった。

やがて退院する日が来て、紗耶は決断した。

「私は裕也の子を産む。叔母さん!私はどうなってもいいの、赤ちゃんを必ず助けて!」

叔母は紗耶の本気を知り、必ず両方助ける そう誓った。

一方紗耶の両親は、怒りがおさまらず、
紗耶を勘当同然で突き放す。

結局、紗耶は赤木病院の叔母の家に身を寄せる事になった。



< 19 / 39 >

この作品をシェア

pagetop