王龍2










「なーんだ!
そうだったんだ!!」




安心した!っと言って
真人に抱きつく紅




うそだろ
信じたよこの子

絶対将来騙されるな
危ないぞきっと




「では私はこれで」



「満ーバイバーイ」




「あ、バイバイ」




小さく音をたてて
ドアは閉まった




「・・はあぁぁ」



ボスッ




あたしはソファに倒れこむように座った




びっくりした
紅があそこで信じてくれてなかったら
今ごろ修羅場だったかも








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