王龍2











「・・そういうことなので
よろしくお願いします」




両手両膝をつき
頭を下げる





「おいおい、そんな改まんなよ」




焦るように
あたしの頭を上げようとする洋さん




「いえ、そういうわけには」




「だからなぁ・・・
お前は俺の娘にみたいなもんだ
もう少し気楽にしろよ」





「・・・・・」





しぶしぶあたしは
頭を上げる












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