王龍2








「・・・っち
何処にいやがる」




あたしは人目につかないよう
ひたすら裏道を走っていた




こんなんなら
一度家に帰って着替えればよかった
今のあたしじゃ
むやみに街を歩けねぇ



どうしようかと
考えていると




ピリリリリッ




誰だよ
こんな時に電話かけてくんのはっ







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