王龍2
ザッとあたしを守る様に
剛たちが蓮の前に立つ
「・・・どけ」
「悪いがそれは出来ない」
「「僕らの姫に近づかないでね?」」
「・・・チッ」
立ち塞がる剛たちに対して
舌打ちをする蓮
悪いけどあたしはもう
関わる気はないんだよ
「今まで騙していて本当すまなかった
・・・じゃあな」
あたしは蓮たちに背を向け
校門の方へ歩く
「待て!雅!!」
「チッ!光薫絶対通すなよ!!」
「「ラジャー!!」」
後ろできっと
蓮がこっちに来ようとしたのだろう
でもいくら蓮でも
あいつらはしぶといと思うけどな
そんな事を思いながら
車までたどり着いた