王龍2










「そこらへんにしといてよ?

ほら、もう外
ちょっと暗いし」





母さんは
部屋にある
窓をチラッと見て





「・・そうねぇ

今日はこのぐらいに
しといてあげるわ」





「「「・・(助かった)」」」





「じゃあ雅
私はしばらく
このホテルに
居るからいつでも
来なさい♪」






そう言って母さんは
あたしにホテルの
住所が書いてある紙を渡して
車で去っていった









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