王龍2











カチャリ



母さんは
空になったカップを
机に置いて椅子から立った



「祐輔
紅茶ご馳走様」



「いえ
都さんの為なら
いつでも淹れますよ」



ニコリっと
祐ちゃんは
営業用と思われる
笑顔を母さんに向ける


それを見て
母さんは・・・



「ハッ

いい?祐輔
雅に何かあったら
ぶっ殺すわよ?」



鼻で笑い
プラス殺気を
出しながらそう言った




















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