私と先生の365



「ええーッ!!1年…。」


思わず、飲みかけのお茶をゴクリと全部飲み干してしまった。


父:「…、でな、4年前にもこうゆう話あっただろう? その時は、優花…、お母さんや七海もいたし心配はなかったんだが…。」


吉崎優花(ヨシザキユウカ)は、私のお母さんで、七海(ナナミ)はお姉ちゃんのこと。


「ついて行くのはヤダよ?」


父:「分かっているとも。奈緒も、受験だし、大切な高校生活最後の1年なんだから、ついて来いなんて言わないさ。
できれば私が、断りたいが立場上断るわけにもいかん…。」


「… 私なら大丈夫だよ!寂しくなったらお姉ちゃんとこ行くしさ。てか、お姉ちゃんと一緒に、住めばいいんじゃ?」


父:「お姉ちゃんは、寮暮らしだろう?それに、もう大学4年生だ。寮っていったって、同居人もいるんだ。さっき、電話で話してたんだ。」




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