私と先生の365



真梨奈:「本当に問題なのは、ここからなんだよね。」


駅のホームに着き、電車の時間を見る。


真梨奈と私は逆方向だから、いつもここで別れる。


「花は、亮君の告白、断ったんでしょ?」


真梨奈:「…うん。」


真梨奈の浮かない返事に少し疑問を持つ。


「…?だって、花は亮君のこと好きとかないんでしょ?」


真梨奈:「私もそう思ってたんだけどね…。もしかしたら花…亮に本気で惚れてるかも…。」


「え?」


真梨奈の言葉に、思わず聞き返す。


真梨奈:「いや、私のカンなんだけどね!花が、告白は断ったって言った時もそうだし、南とギクシャクしたくないからって言った時も…何か引っ掛かるんだよね…。」


花がどんな風に、真梨奈に話てたのか分からないけど、真梨奈は遠くを見ながら、本当に何か引っ掛かる様子だった。


「真梨奈、そういう所に関して鋭いからなぁ…。あ、もう電車くる!」



携帯を開けて時計を確認して、じゃあまたねって言って真梨奈と別れた。







< 163 / 464 >

この作品をシェア

pagetop