愛しい人へ



拍手喝采だった。




俺も思わず泣いてしまいそうになった。




「ああ、やべぇー。
 まじで胸が苦しい」



俺は必死に堪えた。




「こりゃやべーな。」


雅人がひとり納得したように頷く。











梨絵への想いが毎日溢れていく。




苦しい・・・・・・。




めちゃくちゃ苦しい。




俺は早めに中庭を去った。
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