愛しい人へ
「待ってるならメールくれればよかったのに!」
「うーん。今日はいいの!」
「なんだそりゃ」
「夏の夜は気持ちいいなぁ~」
俺は背伸びをした。
「うん。夏は最高だね」
梨絵とこうして、いつまでも一緒にいたい。
それは今みたいな関係でも十分なのに・・
好きって気持ちは欲張りだった。
こんなに幸せな関係ですら、
もどかしいと感じてしまう。
こうやって梨絵と一緒にいる時が
1番、胸が苦しかった。