蝶が舞う

銀「ちょっと待ってください!」


やっぱりきた。


あたしが振り向くと青龍の皆があたしを見てくる。


いや、睨んでくる。


姫『なにか?』


銀「どうして出てきたんですか?こんな危ないところに、わざわざ…」


心配してるんじゃない!
あたしが何を考えているか探ってるだけ


姫『貴方達に話す必要がありますか?』


凉「待ってください!」

凉!!


青龍達も驚いてる。
兄貴達と目があった!


夏兄は「大丈夫」
春兄は「心配するな!」

と口パクで言ってきた。
あたしは頷いた。
< 98 / 106 >

この作品をシェア

pagetop