君の影をみてる〜幼なじみの恋〜
ショックだった!

頑張っている恭一を、受け入れない者に苛立ち、

その日のバスケは、荒れていた。


それでも、
この通り、勝ち気な私は、
そんな彼女達のことなど、
全く気になどしていないようにして見せては、

トリマキ最中でも、私にチョッカイを出してくる恭一に、
優越感を感じていた。


それからは、時折、

彼女達のそばを私が歩くと、
通り過ぎるまでわざと黙り、
その後すぐ、
何がおもしろいのか、大笑いをされたりと、

人を小馬鹿にする様な、そんな態度をとられることはあった。


トイレに一人で行った時、
そこに、彼女達が先に居たりすると、
さすがに一瞬怯むけど、

どうどうと中へ入って用をたす私に、

結局、何かをしてくる様な人達ではなかったことが、幸いだったのかもしれない。


私自身、態度がデカいので、
文句のある奴や、嫌う奴が居ても仕方がないと思っていたが

いじめられるタイプではない、自信はあった。

でも、そうゆう気持ちが、大事なのだと思っている。


そんな中

恭一は、記録会にて、好成績を打ち出しはしたが、
その先までは進むことはできなかった。
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