はつ恋


「ジュディ、あの、ターミーはどこかに出かけたのですか?」


僕は出来るだけ平然を装って質問をした。


「ガレージにゴムボートを探しに行ったわ。彼女の提案であなたを誘って海に、という事なんだけれど、マサヤ行けるわよね?」


「もちろんです!」


僕の声は弾んでいた。


ターミーは怒ってない!!


エブリンが持ってきた目玉焼きは固かったが最高に美味だった。


僕はさっさと朝食を済ませて、ガレージに向かった。




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