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 昼休み、どうするか迷ったけど、結局、絵美ちゃんに声をかけることにした。

1人でお弁当を食べるのは、やっぱり寂しいし、恥ずかしい。

返事してくれないかも

お弁当を持って、絵美ちゃんの近くに立っていた。

絵美ちゃんはまだノートをとっていて、なんだか声をかけづらかった。

「口持ってるんなら、声くらいかければ」

絵美ちゃんは怒った声で言った。

「ごめん、…お弁当一緒に食べていいかな」

「別にいいけど。そこ邪魔。影になる」

わたしはもう一度謝って、絵美ちゃんの手元が暗くならないようによけた。

「えーみっ、お弁当、食べよ」

元井さんだ。

そう言って、無理矢理絵美ちゃんの机を片付けはじめた。

なんで……?

元井さん、別のグループなのに……

まさかわたしを孤立させるため…?

嫌な予感がぐるぐる頭の中をめぐった。

「何してんの。椅子は自分で持ってきてよ」

絵美ちゃんは何事もなかったのように言った。

いいの?

……わたしもいて、いいの?

すがる思いで絵美ちゃんを見た。


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