満月の日
「危険な旅だぞ?」




「うん…。それでも良い。私、自分のことは自分で守れるから…。」




「…分かった。確かにお前が使う防御魔法は強力だからな。」




ハードはティラの隣にいるピードに声をかけた。




「お前も一緒に来い。」




「えっ!?ぼ、僕も…!?」




「俺が戦っている間、コイツをサポートしてくれ。」




と、ガンマを二人の前に押し出した。
< 28 / 226 >

この作品をシェア

pagetop