―イケメン男子に囲まれて―[完結]




『ギィー・・・』

屋上の扉を少し開く。少し開いた隙間からのぞくようにして中を見る。

またレン君と女の子が居たら、私すごく邪魔だからね・・・。


そこにはレン君・・・と女子生徒がいた。

また・・・?
ちょっと苦笑する。


「れぇーん、なんか付き合い悪いじゃん。昨日、セフレ全員切ったっていうし・・・」

「・・・それが?」

「もしかしてぇ、好きな人でも出来たぁ?」

「・・・」


うそ!レン君に好きな人!?どんな人だろ・・・。

少し体を動かすと、何か棒のようなものに当たった。

『カンッ』

モップが数本床に落ちてくる。やばい気づかれるかも・・・。


「誰かいるの!?」

やっぱり。

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