Time is gone


 試験のできは満足のいくものだった。僕は合格を疑わなかった。
全てから解放された僕にとって、合格発表の日はアッと言う間に訪れた。時計の力を使ったわけではない。試験の翌日からその日まで、僕は死んだように眠り続けた。一年強の、疲れを癒すようにひたすら。
 そして迎えた運命の朝、僕は意気揚々と、これから通うべき大学へと向かった。
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