END6ヶ月間生存日記
亮『もう章大‥ここへはこうへんで‥』

「‥‥‥え‥??」




優希ごめんやけど章大には会わせへん。




「嘘やろ??亮ちゃん‥章大いつでも相手してくれるって‥」

亮『本間や。二度とここにはけーへん。』

正式には来させへん。

今優希と会わせたら‥俺は罪償いがでけへんようになる。




「‥‥来るよ絶対‥だって章大‥」

亮『‥‥‥‥‥‥』




優希は俺に背を向けて寝てるから顔は見えへんけど

泣きかけなんが言葉が詰まるせいでよく分る‥




「‥‥章大‥‥っ‥」




神様おるんならお願いや。

どうか俺と優希が離れてた間の時間を下さい‥

どうか俺のした事を白紙にして下さい‥

俺は章大が今までずっと座っていたであのパイプ椅子に座ったまま下を向いた。




亮『何で俺を見てくれへんねん‥‥‥‥っ』




それから優希の口から言葉はでなくなった‥

パイプ椅子に座り下を見据えると俺の吐く息が小さく震えた。
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