黒蜜蝶
HRにも出ずにあたしはただただ雲を見ていた



それから、いつものように隼斗さん達が待つ高級車に歩いた



乗り込んだ車の中には櫁稀の姿がある訳でもなくて

「奏南ちゃん今日は早かったね」

「サボったんですよ…」

隼斗さんは何も言わずただ微笑んだ
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