先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】





「あ、はい…明日は行けそうです!すみません」



『別に仕方ないさ。お母さんが入院と来ると学校ちらほら休まなきゃいけないし。里那が謝る事じゃないよ?』




「はぁ…すみません…先生…」





『謝る事じゃないって。勉強も遅れてるんなら、俺は社会担当だけど他教科も少しなら教えるし。』




「いえいえ…申し訳ないです…」







電話の相手は私の担任、長良亮先生。



若くて、女子からも男子からも人気のある先生。




若いっても慎先生と同い年なんだけどね。





慎先生の方が長良先生の何十倍何百倍カッコイイから私はそこまで興味がなかったりする。



ちなみに愛ちんも無いらしい。





『じゃあ、お母さんによろしく伝えといてね』






「あ、はい!ありがとうございました!…さようなら」





私は電話切った。





通話時間10分48秒。





長いでしょ、あの先生…










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