先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】




私は真っ赤になった。



「どうなったんだろうねー?上手くいけばいいけど…ってどうしたの?」


詩織さんが話終えた所で私の反応に気付く。


「なっ…なんでもないです…あついのかなぁ…?あははは…」



私は話をそらし始める。



「おじゃましまーす…あれ?ガールズトーク?」


凪鎖さんがトイレから帰って来た。

ナイスすぎるよ凪鎖さん…っ!




「凪鎖遅い…何してんの?」


詩織さん怖っ…



「ん?あぁ…寂しかったの?」



凪鎖さんは詩織さんの頭を撫で抱きしめる。


私は唖然だったけど凪鎖さんは数秒したら離して詩織さんの隣に座った。



いちゃいちゃしすぎでしょ…!?



慎先生…そんなことしないよ!?





「…っ…何するの?全然寂しくないし…ばかじゃないの?」


毒舌を言うが顔は嬉しがっていた。



「まぁまぁ…里那ちゃんごめんね?って真っ赤だね」



「そっ…そりゃ…目の前で抱きしめるなんて見たことないです…」



「されたことはあるのにね?」




ボソっと凪鎖さんは言った。



まるで見てたのように。






「なっ…なんて事言うんですかっ」





「?」


詩織さんには聞こえてなかった。


一安心…?










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