先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】




「さぁ、乗って?」


「あ、はい。」



バタン!


ドアを閉め慎先生が後ろに荷物を入れてようやくこっちに来た。




「にしてもやっぱ寒いね。中は暖かいから外は平気かと思ったけどそんな事ないね(笑)」



「ですね。。冬ってなんで寒いのか分からないです。。」



「僕も。じゃあ行こうか?」



「あ・・はい!!」





そんなこんなで6時。

ようやくショッピングモールを出た。






「慎先生・・」


「ん?」



「家までどれぐらいかかりますか?」




「んー・・・さっと30分ぐらいかな」



「結構遠いですね。しかもここ家の近所じゃないですし。。」



「うん。家から行けば20分くらいかな?」




結構遠いなぁ。。




「10分しか違わないのですね・・・」



「まぁね?そういえばもう水道治ってるかな。」


「あぁ。。治ってるんじゃないですか?慎先生みたいに実家が皆さんあるわけじゃないですし」


「そうだね(笑)」





そんな車の中で楽しい時間が始まったのだった。









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