DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
こんなこと、今まであり得なかった。


元来、恥ずかしがり屋の私。


どうも人前でベタベタしたり、仲良くしている姿を人に見せるのは苦手。


友達だったら、違うのだけれど。


電車の中でキスをしたり、抱き合ったりしているカップルをよく見かけるけど、あんなこと、私には到底できない。


まぁ、もちろん……


裕司くんは私の彼氏でも恋人でもないのだから、照れる必要も全くないのだけれど。


だけど……


彼が手を振っている間、同じようにずっと手を振り返した私。


そんな自分に、すごく驚いた。 




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