ある国の専属メイド
「あっ!王子、名前はなんていうんですか?」

「碓氷拓海・・・」

「そうなんですか!いい名前ですね!!」

「・・・・・」

(また、無視かよ!!)


美咲が下の方の窓をふこうと梯子を降りようとした時・・・


「キャッ!!」

「あぶない!!」

“ドンッ”


足を踏み外してしまい、背中から落ちてしまったのである・・・


「あれ・・・?痛くない・・・」

「大丈夫・・・?」


王子が美咲を抱きとめたのだ。心配そうな顔で美咲に声をかける。
美咲は顔が真っ赤になった。

「す、すみません!!///」


王子は美咲を降ろし

「もう・・・掃除はいいから」


王子は椅子に座り読書をし始めた。
美咲は顔を真っ赤にしながら、


「わかりました・・・」

と言った。こうして、新しい生活の1日目が終った・・・

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