キミに惚れちゃったんだもん
俺は、約束どおりその場所に行った。
すると、青山ちゃんはもう来ていて。
「なに?頼みたいことって。
すぐ終わるよね?
俺、けっこう疲れてるの。」
青山ちゃんはなにも言わない。
「ねぇ!青山ちゃん?」
「ちょっと来てくれ。」
青山ちゃんは一言だけ言って歩き出した。
仕方ないから俺も歩く。
そして、やってきた、このアパート。
別にきたなくもなければきれいでもない普通のアパート。