With ~一緒に~


その日、私は休み時間もできるだけ教室から出なかった。


学校中から注目されているような気がして、

いつものように何も考えずに廊下を歩くことができなかった。



なんで私がこんな目にあうの?

どうしてこんなひどいことをされなきゃならないの?

私、何か悪いことした?


一日中、そんな言葉が頭をぐるぐる回って、授業にも身が入らなかった。



凛子は心配してずっとそばにいてくれたけど、あまり話はできなかった。


口をきくのがおっくうだった。


凛子に悪いと思ったけど、自分でもどうしようもないくらい打ちひしがれていた。



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