赤信号〜眼鏡のあなた〜


こうして唯と話しているうちに何もかも忘れてた。



朝出会った眼鏡の人なんて。




朝のHRの始まりのチャイムが鳴り唯も自分の席に座ると私は空を眺めた。





ただ、ボーッと空を見る。






「あ、…………



雨だ。」






全然降る素振りもなくいきなり降り始めた雨。





恋も同じなのかも…


なんの素振りもなく動き始めた恋。




気づかずに始まりだした恋。

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