愛してたのにごめんなさい
ふいに彼が言った
「あー連絡先!まだ聞いてなかった」

いちいち断るのもめんどうくさくなって、はいはい、と番号を読み上げたのを、「赤外線で送ればいいのに…」
といちいち文句を言いながらも携帯に打ち込んでいた
その時店の奥に座っていた派手な化粧と格好の女の子二人組が店を出ようとこちらに近づいて来て、何かに気づいたようだ
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