神さまにおねがい!!~カミコイ~

 「それは…ちょっと…」


 口の中が甘ったるくて…半分食べただけで限界だった。


 「……でも…マジであのままでいいのか?」


 話はまた振り出しに戻る。


 「……」



 俺がいくら強引に迫っても…選ぶのはAKI自身。


 俺ではない。


 AKIは恭に体を許した。初めての相手と結ばれるのが…AKIにとってはいいと
思った。




 俺たちは人である前に神だ…。


 男と女ではない。


 神と女神だ…。


 俺は身を引くしかない…。
< 118 / 269 >

この作品をシェア

pagetop